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血圧を下げるペプチド

栄養補助食品

酵素の活性を抑える

近年の研究で、ある種のペプチドに高血圧を防ぐ効果があることが分かってきました。食品に含まれるタンパク質は、きわめて多数のアミノ酸が結合した物質です。これをある程度の細かさまで分解して、分子量を小さくしたものがペプチドです。良質のペプチドは牛乳や魚などに多く含まれています。最近ではペプチドを主成分にしたサプリもよく見かけます。血圧を上げる直接的な原因は、アンジオテンシン2という物質で、血液中のアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きにより生成されます。ペプチドはACEの活性を抑えることで、高血圧を改善するとされています。市販のサプリには青魚のほか、乳製品やゴマなどのペプチドが原料として利用されています。

食事や運動にも気を配る

原料となるタンパク質を大量に摂取しても、有効なペプチドに分解できなければ意味がありません。あらかじめペプチドに分解されたサプリを摂取すれば、効果的に高血圧を予防できると考えられます。ペプチドを含むサプリは医薬品ではなく、特定保健用食品という扱いになります。飲んでもすぐに高血圧が治るわけではないので注意が必要です。重い症状のある方は、医師の治療を優先してください。サプリは2〜3週間以上飲みつづけ、食事療法や運動療法と併用することで、いっそうの効果が期待できます。また天然の成分を原料にしているため、副作用の心配はほとんどありませんが、多く摂るほど効果があるというわけではないので、適量を心がけましょう。